精製塩

広く普及しており価格も安く入手しやすい食塩です。粒が均一でサラサラしています。

イオン交換膜というフィルターを通すことで塩化ナトリウム以外を全て除去します。大量生産品で唯一マイクロプラスチックを含まない点では安心といえるかもしれません。ただ、ミネラル分が全く含まれていないので大量の使用は高血圧に直結し体調を崩します。利点はどの料理にも無難に使用しやすい事です。

辛み強烈な辛さ
味の深さ浅い  ★☆☆☆☆ 深い
ミネラル含有量小ない ☆☆☆☆☆ 多い
料理への応用度低い  ★★★★☆ 高い
プラ・不純物多い  ★★★★★ 少ない
辛み付けのみと割り切って使用しましょう!
総合得点 10

岩塩

最近パキスタンのヒマラヤ岩塩が多く販売されていますね。実は世界の塩の2/3は岩塩です。様々な色がありカラフルで綺麗ですが、実はこれが不純物です。白は石灰、ピンクは鉄、赤は塩化鉄、青は銅、紫は極度なカリウム、黒は硫黄や粘土と様々です。色が濃い程多く含まれます。ピンクが無難ですがなるべく透明に近く色が薄いものを使用しましょう。

大昔、海の周りが隆起して海が狭い範囲で囲まれた塩湖ができ、干上がったり地盤に埋もれたり高い圧力がかかる事で塩が結晶化しました。昔の地層の一部なのでマイクロプラスチックは含まれていません。日本では採掘できる場所は無く、全て輸入品になる為高価な部類になります。削ってサラダにかけたり塩の感触を楽しむ料理や岩塩プレートで肉を焼くなどのシチュエーションを楽しむ方向で多く使われています。

辛みやや強い
味の深さ浅い  ★★★☆☆ 深い
ミネラル含有量小ない ★★★★★ 多い
料理への応用度低い  ★★☆☆☆ 高い
プラ・不純物多い  ★☆☆☆☆ 少ない
溶かして使うと魅力半減。ハーブと相性良し
総合得点 11

天日塩・釜炊き塩

日本で多く作られる方法です。海水を砂浜に撒いて乾燥させた後塩分の多い砂を集めて海水をかけて濃い塩水を作ったり、溜めた海水の水分を蒸発させて濃い海水を作ります。それを檜箱に入れ更に蒸発させたり釜炊きをしたりして塩を結晶化させます。ミネラル成分が多く、深い味わいの塩が出来上がります。半面、海水中の不純物やプラスチックが凝縮され、多くの種類でマイクロプラスチックが検出される傾向にあります。最近は0.01mm程であればフィルターで簡易濾過を行う製造業者も増えてきました。購入する際はその製塩所での工程や品質を前もって研究して見定めておきましょう。

辛みマイルド
味の深さ浅い  ★★★★☆ 深い
ミネラル含有量小ない ★★★★★ 多い
料理への応用度低い  ★★★☆☆ 高い
プラ・不純物多い  ★☆☆☆☆ 少ない
様々な製塩方法の塩を楽しみましょう。
総合得点 14

当製塩所製品

塩椎神 シオツチノカミ

海水の濾過とかんすい(濃い海水)作りに3か月~4か月。特殊な工程で0.000001mmとナノレベルまでの不純物を除去します(理論値)。従来の釜炊き工程中に歯触りを悪くしてしまうカルシウム・石膏を取り除く工程を加え、その後焼き上げるのではなくヒノキ箱に移して蒸発乾燥で結晶化を仕上げた究極の食塩です。

ミネラル分を半分に調整しており、味わい深さを残しながらも殆どの料理にマッチングする使いやすい食塩です。

辛みやや強い
味の深さ浅い  ★★★☆☆ 深い
ミネラル含有量小ない ★★★☆☆ 多い
料理への応用度低い  ★★★★☆ 高い
プラ・不純物多い  ★★★★★ 少ない
バランス最強!普段の料理には全てこれでOK
総合得点 15

塩椎神 極(きわみ)

塩椎神と同じ濾過工程で作られます。海水中のミネラル分を全てそのまま残し、にがり成分が多い自然海塩として仕上げました。マグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄、リン含有が多く湿り気の強い塩です。

海水と血液はほぼ同じ成分と言われ、純粋で成分が近い塩ほど生物の生命活動の維持に大きい調整効果をもたらします。この塩が正に「極(きわみ)」を謳える一品です。

苦みを活かし素材の味を引き立てる効果は料理人の強い味方です。特に魚料理や煮込み料理では味が際立ちます。

辛みマイルド
味の深さ浅い  ★★★★★ 深い
ミネラル含有量小ない ★★★★★ 多い
料理への応用度低い  ★★★☆☆ 高い
プラ・不純物多い  ★★★★★ 少ない
こだわり料理にはこれしかありません!
総合得点 18

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